おしっこするときに痛みがある！尿道がむずむずする！尿道から膿が出てくる！おりものが増えた！
こんな症状はクラミジアに感染しているかもしれません。
クラミジアは男女ともに患者数の最も多い性感染症です。尿道や腟に感染することが多いですが、オーラルセックスにより喉や目に感染することもあります。 放置すると男性は精巣が腫れる精巣上体炎を起こし、不妊症の原因となります。女性の場合も、クラミジアの感染が卵管やお腹の中まで広がることで、不妊の原因になったり、子宮外妊娠のリスクを上げる こともあります。
クラミジアトラコマティスという細菌が粘膜を介してパートナーに感染します。男性の場合は1~2週間でおしっこするときの痛みや膿が出てきます。女性の場合は症状が出にくく気付かずに感染していることもあります。 男女ともに症状が出ないことがあるので気になる人は検査を受けましょう。
もし感染していても早い時期に抗菌薬を飲むことで治すことができます。薬が効かないクラミジアも報告されていますので、治療の後は再度検査を行いましょう。移し合いっこにならないよう、パートナーも同時に検査が必要です。
感染者は多いけど治すことができる性感染症ですので、まずは検査を受けることです。コンドームを使うことはもちろん効果的な予防方法。必ず使ってくださいね。
