B型肝炎はB型肝炎ウィルスが感染することによって起こります。多くの人が感染しても特に症状なく自然に良くなりますが、1〜2カ月で食欲がなくなったり、吐き気が出たり、赤っぽい尿が出たりしてきます。 肝臓の機能が下がると体の皮膚や目が黄色くなり病院を受診することもあります。肝臓の機能がかなり下がった急性肝炎の状態であれば抗ウィルス薬や免疫抑制剤を使って治療をしていきます。
ウィルスは精液や腟分泌液や血液にも存在していて、性行為だけではなく、輸血や針刺し事故でも感染が起こります。 また、妊娠中の感染は赤ちゃんにも影響するので妊娠中には必ず検査を行います。
B型肝炎にはワクチンがあります。感染予防のためにもワクチン接種を行いましょう。
ちなみに、「ドリンクのまわし飲みでも感染する」というような話が聞かれることもあるけれど、それは間違い!予防のためにも正しい知識をつけましょう。