C型肝炎

自覚症状なく、感染しているケースも多い。C型肝炎って?

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C型肝炎とは、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染が原因で起こる肝炎のことです。感染すると、だるさや食欲不振、吐き気、濃い色の尿が出る、体や白目が黄色っぽくなる黄疸などの症状がみられます。

自覚症状が出るのは、感染した人のうち20〜30%くらいと言われています。A型肝炎やB型肝炎にくらべて症状は軽いケースが多く、自覚症状が現れない人もいますが、約70%が慢性化すると考えられています。 もし、自覚症状がある場合は、内科(消化器科)を受診し、検査を受けましょう。治療は、その人の身体の状態や症状により異なります。

C型肝炎ウイルスは、感染した人の精液や腟分泌液、血液などに含まれますが、感染力が弱く、性行為により感染することはまれです。ただし、アナルセックスや生理中の性行為など、出血と粘膜の損傷をともなう性行為では、感染のリスクが高くなるといえます。 予防としてはコンドームを使うことが有効です。もし、パートナーがC肝炎ウイルスのキャリア(持続的に感染している場合)である時は、念のため、検査を受けることをおすすめします。