緊急避妊

もしも、の時に。
緊急避妊という選択肢を覚えておこう。

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「避妊をしなかった」「コンドームが破れた」「コンドームが外れてしまった」「ピル(経口避妊薬)を飲み忘れた」、そしてあってはいけないことだけれど、合意のない性交(性的暴行)があったとき、望まない妊娠を防止するために行う緊急避妊という方法があります。

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これには2つの方法があります。

一つ目は緊急避妊ピル(モーニグアフターピルともいう)です。 黄体ホルモンを成分とした薬剤で、排卵を抑制したり、受精を妨げるような効果があります。性交後72時間以内(3日以内)に服用しなければいけません。ただし、妊娠を100%防ぐことができるとは限らないことを覚えておきましょう。
緊急避妊ピルは、妊娠を避けるために排卵を遅らせる(もしくは排卵をさせない)ものなので、少なからずホルモン環境に影響がでます。そのため、ホルモンのリズムが崩れたりこともあります。また、吐き気や頭痛などの副作用を伴うこともあります。あくまでも緊急時に使用するものだと考えてください。
値段は病院により異なりますが、代表的な緊急避妊薬であるノルレボの場合、8500〜10000円くらい(ジェネリックはそれよりも1000円くらい安い)を目安に考えてください。

ピルは医療機関での処方が義務づけられています。かかりつけの産婦人科がない人は、インターネットで「緊急避妊(モーニングアフターピル)」で検索して、問い合わせてみてください。

また、「思春期・FPホットライン」(03-3235-2638)に相談すると処方してくれる医療機関を紹介してくれるので活用するのもいいでしょう。

2つ目の方法は、銅を付加した子宮内避妊具(IUD)を装着する方法です。 子宮内の環境を変え、受精卵が子宮内膜に着床するのを妨げることで、妊娠を避けます。銅を付加したIUDだけが緊急避妊で使用できます。避妊効果は5年間続き、抜去(抜き去ること)により妊娠は可能となります。性交後5日以内の挿入が条件となり、思春期を過ぎれば出産経験は問いません。

妊娠は女性のからだにしか起こらないのです。緊急避妊をきっかけに、パートナーとこれからの避妊について前向きに考えていきましょう。