マスターベーションってみんなしてるの?

マスターベーションするって変なこと?

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マスターベーションとは、自分の性器に触れて、性的に興奮したり、気持ちよくなること。自慰行為や、オナニー、ひとりエッチなどと呼ばれることも多く、最近では、セルフプレジャー(自分で自分を喜ばせる)という言葉も使われるようになりました。

とてもプライベートな行為なので、家族や友達など周りの人とマスターベーションについて話すことはないかもしれません。なんとなく話題にしづらかったり、もしかすると、“恥ずかしいこと”だと思っている人もいるかもしれません。でも、性別や年齢を問わず、ほとんどの人がマスターベーションをしています。

性欲は、健全で自然な生理的欲求なので、マスターベーションをしたくなることは異常でもなんでもありません。自分で性欲を満たしてスッキリし、リラックスできることもあります。自分の体を知るきっかけにもなります。それに、性的欲求のコントロールを身につける上で、大事な行為でもあります。もちろん、中にはしない人もいますが、どちらも全く問題ありません。するかしないかは自分で決めること。やりたいと思った時にすればいいのです。頻度や回数に正解はありません。プライバシーが確保される時間と場所でやってみてください。

ただし、不適切なやり方をすると、炎症を起こしたり、腟内でうまく射精ができなくなる可能性があるなど、トラブルの原因になることもあるので気をつけましょう。

よくある悩み

子どもの頃からマスターベーションをしているけどおかしい?

全くおかしくありません。実は、1歳~5歳の幼児期にとっては、マスターベーションは指しゃぶりのようなもので、非常によくあることです。性器を触ると気持ちがいいということは人間として正常で健康なこと、自分を大切に感じる行為です。もしも子どもの頃に大人から叱られた経験があったとしても気にせずに。その世代は正しい性教育を受けてこなかったからです。海外では、幼児のマスターベーションは性教育を始めるのに良い機会になるとも言われています。ただ、マスターベーションはプライベートな行為なので、プライバシーが確保された一人の空間で行うようにしましょう。