こんなセックスもあり?

危険なセックスを見分けるスキル。

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セックスは、パートナーとの関係性を深めるための大事なエッセンス。でも、時にあなたの心と体にダメージを与えたり、危険にさらす可能性があることを、決して、忘れないでください。特に、初対面など、まだ信頼関係が作れていない人とセックスをする時はリスクが高まります。

たとえば、取引が絡んだセックスです。お金や、バッグなどのモノと引き換えにするセックスは、相手との不平等なパワーバランスを生みかねません。望まない性行為を求められても、「お金を払ったんだから言うことを聞け」などと弱みにつけこまれて断れない状況に追い込まれることだって考えられます。お金が絡んでいなくても、「セックスしていることをバラすぞ」といった脅迫をして関係を継続させようとすることもあります。
また、気づかないうちに相手がコンドームを外してしまう場合だって考えられます。

安全なセックスをするためには、まず、「この人なら大丈夫」と、信頼できる相手を選ぶこと。そして、相手と対等な立場にいること、きちんと「嫌だ」と拒否できる関係性でいることが不可欠です。
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また、セックスをするということは、望まない妊娠や、性感染症にかかってしまうリスクが生じることも必ず頭に入れておいてください。セックスをした結果として起こることは、あなたの人生や健康に大きく影響を与えることがあります。だからこそ、パートナーと事前に性感染症予防や避妊について確認し、コンドームや低用量ピルといった避妊具を適切に使うなど、きちんと対策をするようにしましょう。

よくある悩み

セックスのことばかり考えてしまう

セックスに興味をもつこと、セックスをしたいと思うことは、おかしなことでも悪いことでもありません。でも、もしも、あなたがリスクをおかしてまで、性行為やマスターベーション、性にまつわる趣味嗜好がやめられない場合は心配です。お金がないのに風俗通いをやめられなかったり、仕事をすっぽかしてまで性行為にふけってしまったり。「やめたいのにやめれない」「コントロールできない」と感じたら注意が必要です。そういった気持ちがエスカレートした先に、痴漢や売買春などの性犯罪に巻き込まれる可能性があります。また、「性嗜好障害」(セックスへの依存症)という病気の可能性もあります。そういった病気専門にする精神外来や、サポートするための自助グループもあります。まずは自分の性欲がどの程度のものか、冷静に見つめてみましょう。