検査を受けるには

検査したい、けれど恥ずかしい。
心のハードルを下げる検査ガイド。

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どんな時に検査に行った方がいいのか、迷う人もいるでしょう。代表的なものでいうと、おりものの量の増加、外陰部や陰茎のかゆみやヒリヒリ感、水疱やイボ常のできものができた、ビラン(ただれ)ができた、頻尿や排尿痛、尿道から膿がでる、また、何かしらの違和感を感じた時は検査を受けましょう。 ほかにも、コンドームを使わずに性交をしたり、腟や肛門に射精された、発熱が続くなどの症状があった時も同様です。

検査を受けたいと思った時は、まず一つの方法として、保健所に電話相談をしてみてください。全国の保健所では、エイズ検査が匿名かつ無料で受けられます。 ただ、クラミジアや淋病など他の感染症については、保健所によって受けられないところもあるので、事前に確認しておくこと。

こちらのサイトで全国の保健所と受けられる検査について検索することができます。


保健所の検査では、問診などのカウンセリングをしたのち、尿検査や血液検査を行います。1〜2週間後に結果を聞きにいき、結果が陽性の場合はクリニックや病院を紹介されます。受診するように言われた人は、必ず行きましょう。

また、女性の場合は婦人科の病院やウィメンズクリニック、男性の場合は、泌尿器科や皮膚科、性病科などの医療機関で検査を受けることもできるので、インターネットで検索してみましょう。施設によっては受けられない検査があったり、保険診療ができない場合もあるので、事前に問い合わせてから受診するようにしてください。

検査に行く時には、感染の可能性が考えられる性行動や、症状、今困っていることなどを事前にメモしておくと、問診の時に答えやすくなります。 自分が気になっていることや不安に感じていることがあれば、それも一緒に記しておいて質問してみてください。

もし、自分に性感染症の疑いがある場合は、そのことをパートナーに伝え、パートナーに受診をする必要性があることも伝えるようにしてください。 言いづらいことではありますが、自分と相手の体を守るために必要なことです。

性感染症は早期の発見と治療が大切です。症状があっても決して恥ずかしがらず、病院やクリニックに行きましょう。

よくある悩み

親にバレずに検査できますか?

HIV検査は親に言わなくても、匿名無料で検査できます。その際にその他のSTIも検査することができます。「HIV検査・相談マップ」から簡単に検索できるので調べてみてください。ちなみに、検査の際には、住んでいるところも本当のことを言う必要はないので、県をまたいで検査することもできます。もちろん、年齢を偽っても大丈夫。その場合は、しっかりとシナリオを考えておくことと、きちんと結果を自分で聞きに行くことが大切です。また、検査の時には、保健所の人がいろいろと相談にも乗ってくれるはずなので安心して検査へ行ってください。症状が出て心配になってから検査に行くのではなく、性的関係を持つ前にパートナーと行ってみる、普段から定期的に検査することがオススメです。