病院に行ってみよう

高校生が一人で行っても大丈夫。
気になったら、受診しよう。

checkup introduction 0
私たちは、空気を吸っているので風邪をひくこともあれば、ものを食べているのでお腹を壊すこともあります。それと同様に、性に近づけば性感染症にかかることだってあります。体調を崩したら病院へいくように、性病の疑いがあれば検査を受けに病院に行ってみましょう。

でも、どんな不調が性感染症につながっているのか、わからないという人もいると思います。代表的なものでいうと、おりものの量の増加、外陰部や陰茎のかゆみやヒリヒリ感、水疱やイボ状のできものができた、ビラン(ただれ)ができた、頻尿や排尿痛、尿道から膿がでる、また 、何かしらの違和感を感じた時は検査を受けましょう。 ほかにも、コンドームを使わずに性交をしたり、腟や肛門に射精された、発熱が続くなどの症状があった時も同様です。

そして、心配事を持ち続けているより、今の状態をきちんと把握し、解決するためにも、専門医の診察を受けましょう。高校生でも、一人で受診したって大丈夫です。その際、相談内容や生理の状態などメモして持参するとよいでしょう。セックスの経験がなければ、はじめにそのことを伝えてください。生理中でも診察はできます。 内診室にはタオルケットなど常備してありますが、できればフレアのスカートを穿いていくとよいかもしれません。保険証と 、用意してあるところがほとんどですが、念の為、ナプキン を一つ持参するとよいでしょう。保険証が親元にあるなど手元にない場合は、保健所や保健師に相談してください。

診療内容は、個人情報保護法にのっとり保護されます。たとえ家族でも、あなたの承諾を得なければその内容を開示することはできないのです。 安心して受診してください。何でも相談できる、かかりつけ医を持てるといいですね。また、トランスジェンダーの人でも通いやすい産婦人科の病院もあります。地域のトランスジェンダーやLGBTQ+のグループなどに問い合わせてみるといいでしょう。
checkup introduction 1