ヴァギナ

自分のヴァルヴァ見たことある?

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自分の体の一部なのに、ちょっと神秘的な場所。よくわからないことが多い場所。そんなイメージをヴァギナに持っている人も多いのでは。

まずは、その役割をあらためて確認してみよう。
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女性の生殖器は子宮、卵巣、腟など体内にあるものと、腟口、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)など体外にあるものに分かれている。その腟のことをヴァギナといい、外性器はヴァルヴァといいます(日本語でも英語でも、「ヴァギナ」が外性器を指す言葉として使われていることが多いようですが)。

子宮頸部から外陰部へとつながる腟の長さは、約7〜8cm。弾力性が特徴で、異性間でのセックスの時にはペニスを包み込んで受け入れ、出産時には赤ちゃんの通り道に。

きっと、“私の陰部は普通じゃない?”と不安に感じたことがある人もいるのでは。顔やほかの体のパーツと違って、他の人とヴァルヴァを比較したり、話をしたりする機会はほとんんどないはずだから、それも当然のこと。もしかしたら自分のヴァルヴァを見たことがない人もいるかもしれませんね。自分の身体の一部なんだから、鏡などを上手に使ってしっかりと自分で見ておきましょう。
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陰唇のサイズや色を気にする人もいるけれど、大きい、小さい、左右差などあってもそれは個性のひとつ。 下着からはみ出してしまったり、こすれるなど、仕事やスポーツなど生活をするうえで支障がある場合は、お医者さんに相談してみて。

内部のことも大切です。かゆみがある時は要注意。元気な腟には「乳酸桿菌(デーデルライン桿菌)」が存在し、守られています。性感染症やカンジダ菌などに感染するとかゆみがでてくることもあるため、婦人科で診察を受けてみて。またおりものの変化も病気のバロメーターに。いつもと違う、においや色など意識してチェックするとよいでしょう。

よくある悩み

アンダーヘアは剃るべき?

まず、基本的に脱毛はビジネスです。煽り言葉に気をつけましょう。また、お産に関する国際的な指針でも、出産の時に毛を剃ることは不要とされています。アンダーヘアはないほうが衛生的、との意見もいまいち疑わしいものです。ヴァルヴァと同じくアンダーヘアの薄い濃い、カタチや生え方も人それぞれ。もしもアンダーヘアが多すぎて不快だったり、整えたいと思うのであれば、注意して行いましょう。皮膚が弱い人は、自分でカミソリで手入れをしてしまうと痒みやかぶれを生じることも。その搔きむしりから感染症にいたることもあります。また生え途中の毛がチクチクして不快になることもあるので注意が必要です。