基本中の基本、人権

人権と性を考える。
未来を考える。

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人権という言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか?“なんとなく大事なもの”“授業で習った”など、さまざまだと思います。
人権とは、人間が人間らしく生きていくために不可欠な、誰しもに生まれた時から備わっている権利のことをいいます。

世界人権宣言第1条には、「すべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等である」とあります。私たちは、幸せになるために、自分の生き方を自分で好きなように選ぶことができるのです。それを誰かに邪魔されたり、踏みにじられるようなことがあってはならないし、誰かの邪魔をしたり、踏みにじることは決して許されることではありません。

そして、人権と性には深い関わりがあります。自分の性の表出・表現の仕方、ジェンダー・アイデンティティ、性的指向のとらえ方は、何が女で何が男でといった社会規範としての性別二言論を押しつけられることなく、性の多様性を認め、性の自己決定を尊重することが大切です。 性暴力やセクシュアル・ハラスメントなども人権侵害です。また、どんな相手と関係を持つか、家族や子どもを持つか持たないかなどの選択も、自由に行われるべきものでなければいけません。

性の権利宣言では、性の権利は、「あらゆる人間が有する、生まれながらの自由、尊厳、平等に基づく普遍的人権」と書かれています。そうしたお互いの性の権利を尊重し合うためには、性について知り、ジェンダー平等や多様性の理解を深めることが不可欠です。
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また、国際的には、性教育や性の学習を保障することは、性の権利の重要な一部として認識されています。近年、性教育の名称は、SexEducationからSexualityEducationへと変化しました。 これは、性の生物学的・生理的な側面にとどまらず、健康に関わる科学的知識、自分たちが幸せになるための関係性や性行動を選択するための価値観やスキル、性の文化的・社会的な面も含むものとして、性を広くとらえるようになったことを表しています。性とは、人権の中核にあるものなのです。
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